九州で白血病ウイルス感染者倍増。そんな中、白血病新薬が保険適用に!!








九州で白血病ウイルス感染者倍増。そんな中、白血病新薬が保険適用に!!

まとめ
✔血液は赤血球、白血球、血小板、血漿でできている
✔白血球はウイルスや細菌を殺す役割を持つ
✔白血球は骨髄内の造血幹細胞が増殖、変化して出来上がる
✔造血幹細胞のがん化が白血病
✔がん化した造血幹細胞(白血病細胞)によって異常な造血が起こる

血液のがん「成人T細胞白血病(ATL)」の原因ウイルスに新たに感染した男性が、九州と沖縄では大幅に増えていたことが2019年5月17日、日本赤十字社などの調査で分かった。2010~16年の感染男性は直前調査の約2倍だった。厚生労働省の会合で同日報告された。

白血球ってなに?

白血病について説明する前に、まずは白血球について説明したいと思います。

血液は主に赤血球、白血球、血小板、血漿によって構成されています。その中で白血球は、体内に入った細菌やウイルスを倒す役割を担っています。

怪我をした際に傷口が化膿することもあると思います。この膿は、細菌やウイルスと戦った白血球の死骸なのです。

白血球はどこで作られるの?

さて、白血球はどこで作られるのでしょうか。

白血球を含む血液は、骨の芯にある骨髄で作られます。骨髄では、造血幹細胞が細胞分裂を繰り返して増殖し続けています。そして、増殖した造血幹細胞は赤血球や白血球や血小板に変化します。

これにより、白血球等は数を維持しているのです。

白血病ってなに?

本題です。白血病とは血液のがんです。

前述したように造血幹細胞は各血球成分(赤血球、白血球、血小板)へと変化していきます。

造血幹細胞が白血球へと変化している途中で、何らかの異変で細胞ががん化してしまうことで起こります。

白血球へ変化している途中でがん化した細胞」を白血病細胞と呼びます。

この白血病細胞が骨髄で増殖することによって、造血幹細胞による造血が阻害されてしまうのです。これにより、造血幹細胞による異常な造血、白血病細胞による白血球の増殖が起こります。

白血病新薬「キムリア」が保険適用に!

キムリアは、血液がんの新たな治療法「CAR-T細胞療法」で使用する薬です。

CAR-T細胞療法では、まず患者の免疫細胞(T細胞)を採取します。そして免疫細胞にがん細胞を攻撃するように遺伝子操作した後、体内に戻します。これにより身体の内側よりがん細胞を攻撃して治療します。

このキムリアによる治療法は非常に画期的でした。

中央社会保険医療協議会は2019年5月15日、キムリアの保険適用を了承した。投与は1回だけで済み、価格は3349万円。自己負担額は約40万円だそうです。

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