東大が造血幹細胞に革新的な一打!!移植治療に応用も








東大が造血幹細胞に革新的な一打!!移植治療に応用も

まとめ
✔造血幹細胞は血液を作る細胞
✔造血幹細胞に異常をきたすと白血病などになる
✔白血病などになると造血幹細胞を移植する必要がでてくる
✔造血幹細胞提供者(ドナー)が不足している
✔東大が造血幹細胞を増殖させる技術を発明した

造血幹細胞ってなに?

人の血液についてどこまでご存知でしょうか。

血液が、赤血球、白血球、血小板、血漿に分けることができるという話を学生時代聞いたことがあるのではないでしょうか。

その中でも赤血球、白血球、血小板は血球と呼ばれ、それぞれ以下のような機能を持っています。

  • 赤血球:酸素を運ぶ
  • 白血球:体内に侵入したウイルスを殺す
  • 血小板:傷口をふさいで止血する

この血球は、骨の芯にある骨髄で生成されます。骨髄には造血幹細胞と呼ばれる細胞が存在します。

造血幹細胞は細胞分裂を繰り返して増殖し続けています。そして、増殖した造血幹細胞は赤血球や白血球や血小板に変化します。これにより、人は血球数を維持することができるのです。

この骨髄内の造血幹細胞に異常をきたすと、白血病などの病気となります。その場合、健常者から正常な造血幹細胞を移植したもらう必要があります。

骨髄バンクって知ってる?

白血病などの治療法として造血幹細胞の移植が必要であるとお話ししました。

骨髄バンクとは、造血幹細胞移植が必要な患者様のために、血縁関係のない健康な人から提供される骨髄液や末梢血幹細胞を患者様にあっせんする仕組み、およびその業務を担う公的機関です。

簡単に言うと、患者様と骨髄提供者(ドナー)が骨髄バンクに登録して、適合した人を紹介する仕組みです。

骨髄移植が必要な患者様は、基本的に骨髄バンクを通じてドナーを待つことになります。しかし、適合する人を見つけることは難しく、さらに適合したとしてもドナーが移植を拒否することも多々あります。

東大が造血管細胞を大量媒体

白血病治療などに重要な造血幹細胞の増幅を、液体のりの主成分「ポリビニルアルコール(PVA)」で実現したことを、東京大学と米スタンフォード大学、理化学研究所からなる研究チームが発表しました。まだマウスでの実験段階ながら、人間に応用できれば、医療コストの軽減に幹細胞治療の進歩につながると期待されています。

これまでは、ドナーの骨髄を抽出して患者様へ処方するという手法を用いており、ドナーへも負担が伴いました。

しかし、この新し手法を用いれば、献血のように血液を採取し、その血液内のわずかな造血幹細胞を増殖させて患者様へ移植することができます。骨髄移植を待っていた人々への希望となる技術といえます。

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