【新型コロナ】各国でコロナ関連の事故多発?!
中国「アルコール消毒で延長コードがショート」
中国で、ある会社の事務所が全焼する火災が発生しました。
事故があったのは、従業員の男性が定期的に行われている社内の消毒作業をし終えて、事務所を出た時だったそうです。
ふと違和感があり振り返った男性が、事務所の机の上が燃えているのに気付いたとのこと。
火はあっという間に燃え広がったという。
室内に充満したアルコールによって火が一気に燃え広がったと見られている。
男性は濃度75%の消毒液を
「いつもより多めに使って消毒作業をした」
と話しており、
消火活動にあたった消防員によれば
「現場の状況からみて、出火の原因は延長コードのショートである可能性が高い」
とのこと。
新型コロナウイルスの流行で、アルコール消毒液による消毒が推奨される中、アルコール消毒による事故は他でも起きている。
中国・武漢市ではポンプ式のアルコール消毒液で車内を消毒していたところ、ポンプが爆発し男性が右目を20針縫うけがをした。爆発の原因はポンプを繰り返し押すことで発生した静電気だという。
韓国「感染者6人の血液を輸血」
新型コロナウイルスの感染が拡大する韓国大邱市で、検査で陽性反応が出た6人が2週間以内に献血を行っていたことが分かりました。
報道によると、大邱市の公務員の一人は2月13日に集団献血に参加。
その後、症状が出たため検査を受け、同23日に陽性反応が出たようです。
この公務員と同様に、献血してから2週間以内に新型コロナウイルスの陽性反応が出たのは計6人。
当局はすぐに血液を回収したが、およそ半分の量がすでに9人に輸血されたという。
イラン「メタノールを飲んで死亡」
イランでアルコールが新型コロナウイルス感染の治療に役立つという噂を信じた人が、メタノールを飲酒し27人が死亡したそうです。
フゼスタン州の州都アフワズにあるジュンディーシャープール医科大学は、中毒症状を示した218人が入院したと発表。
中毒が発生したのは「アルコールを飲めばコロナウイルス感染症の治療に効果があり得るとのうわさ」が原因だったとしている。
犠牲者らは「インターネット上の情報にだまされ、コロナウイルスと闘って治療しているのだと思い込んで」メタノールを飲んだと話している。
メタノールを大量摂取すると、失明や肝臓障害を引き起こし、死に至ることもあります。