小6女児がインフルエンザ脳症で死亡…、幼い命を奪ったインフルエンザ脳症とは?








小6女児がインフルエンザ脳症で死亡…、幼い命を奪ったインフルエンザ脳症とは?

2019年12月15日、長野県の小学校に通う女児が、インフルエンザが原因の脳症で死亡しました。

地元の教育委員会によると、女児は13日に投稿した際は体調に問題はありませんでしたが、翌14日に高熱が出て、医療機関でインフルエンザと診断されたそうです。

そして15日、『インフルエンザ脳症』で亡くなったそうでしう…。
参照元:日テレNEWS24

インフルエンザ脳症とは?

インフルエンザが発症した場合、多くの人が1週間程度で回復します。

しかし、中には重症化してしまう人もいるようです。

そんなインフルエンザの合併症で最も多いのがインフルエンザ脳症であり、インフルエンザ脳症の死亡率は約30%もあるようです。
また、死亡しなかった場合でも約25%の子供に後遺症が見られる重篤な疾患です。

インフルエンザ脳症は、インフルエンザ発症後の神経障害や意識障害のことです。

インフルエンザ脳症は、急性壊死性脳症、ライ症候群、HSE症候群などに分類うされるようです。狭義の意味として「インフルエンザ脳症=急性壊死性脳症」という使い方があるそうなので、今回は『急性壊死性脳症』をご紹介します。

急性壊死性脳症とは?

急性壊死性脳症は、5歳以下に好発するそうです。

発熱して平均1.4日後に発症し、嘔吐・下痢・腎機能障害・意識障害などの症状が現れます。

原因は不明であるが、「40℃以上の発熱の数時間の継続」と「非ステロイド性抗炎症薬内服」など、何らかの原因で脳の血管内皮細胞が障害されて起こることがわかっています。
参照元:wikipedia

どうしたら予防できる?

インフルエンザ脳症を予防するには、インフルエンザワクチン接種が非常に有効だそうです。

元々、インフルエンザワクチンの最も大きな効果は重症化を予防することであり、重篤な合併症や死亡を予防することができます。

6歳未満の小児を対象とした研究で、インフルエンザ発病に対するワクチンの有効率は約60%であると報告されています。

小児に多いインフルエンザ脳症を予防するためにも、ワクチン接種を心がけましょう。
参照元:日本小児神経学会