環境汚染問題が深刻化。セブン&アイHDがプラスチック製レジ袋を廃止











環境汚染問題が深刻化。セブン&アイHDがプラスチック製レジ袋を廃止

概要
✔セブン&アイHDがプラスチック製レジ袋の全廃を発表
✔プラスチックによる環境汚染問題が深刻化
✔日本は世界有数のプラスチック生産量

日本の大手企業セブン&アイHDがプラスチック製のレジ袋を全廃する方針を発表しました。今回は「プラスチック製レジ袋廃止の詳細」「プラスチックごみによる海洋環境汚染」の2点をご紹介します。

プラスチック製レジ袋廃止の詳細

2019年5月8日、日本の大手企業セブン&アイHDが2030年までにプラスチック製のレジ袋を全廃する方針を発表しました。

同社が全国に約2万900店展開しているコンビニエンスストア「セブンイレブン」でも、レジ袋の素材をプラスチックから紙やバイオマス、生分解性の素材に切り替える予定です。既に先月末から横浜市内の「セブンイレブン」では紙製のレジ袋を試験導入してきます。傘下の総合スーパー「イトーヨーカドー」や「ヨークベニマル」でも2012年からレジ袋を有料化を実施しており、2018年度の調査によるとレジ袋を辞退する客数が約73%に達しているそうです。

プラスチックごみによる海洋環境汚染

2019年現在、プラスチックによる海洋汚染が世界的に問題視されています。私たちの生活のあらゆる場面で利用されているプラスチック。しかし、プラスチックは利用後きちんと処理されずに環境に流出してしまうことも少なくありません。こうして環境に流出したプラスチックは河川を通り、最終的に海へと流れ込みます。世界の海に存在しているプラスチックは合計1億5,000万トンと推測されています。

こういったプラスチックが海の生態系に甚大な影響を与えています。例えばプラスチックの誤飲です。海に捨てられたごみを誤飲したことにより魚類、海鳥類、海洋性哺乳類など約700万種類もの生物が傷つけられたり死亡したりしています。そのうち約92%が廃棄されたプラスチックが原因です。プラスチックの生産量は過去50年間で20倍に増大しており、対策をしない限り今後も増大が予想されます。プラスチックは半永久的に分解されない物質のため、自然界に残り続けることになります。将来的に私たち生活を脅かすほどの影響が出るかもしれません。

さてそんなプラスチックですが、日本がどれほど生産しているかご存知ですか?なんと日本のプラスチック生産量は世界第3位です。さらに、1人あたりのプラスチックごみ発生量は世界第2位であり、この問題に積極的に取り組む必要があります。しかし、日本の海洋プラスチック問題への政策は他国と比べて遅れを取っています。

今後の環境汚染問題の対策として、

  • リデュース
    出すゴミの総量を減らすこと
  • リユース
    再利用すること
  • リサイクル
    再生産に回すこと

これら3Rを徹底することが大事です。今回のセブン&アイHDの方針がそのきっかけに各社が3Rの徹底に動き出してくれることを願います。

参照元